文楽。

母の勧めで文楽の公演を見に行ってきました。
予備知識も何も仕入れずに行ったんだけど、いやぁおもしろかった!言ってしまえばただの朗読と三味線にあわせて繰り広げられる人形劇なんだけどね。
字幕が出るから、意味が解らないなんてことは無いし、テレビでちらっと見たときなんか気にも止めなかったんだけど、生で観るとやっぱり段違い。人の声ってこんなにパワーがあるんだと。オペラのように派手ではないけど、なんて言うかこう、はらわたに響いてくると言うか。とにかくすごいです。
観たことない人にもオススメ。
あ、あと、公演が3時間半近くあるので、中休みのときにほとんどのお客さんがホワイエで一斉に弁当とか食べてて、すごいびっくりした。クラシックの演奏会ではあり得ない光景だったのでね。ホワイエの売店とかで弁当とか飲み物が売られてたので、そうすることになってるんだろね。
外国人のお客さんが目についたのもちょっと気に留まったかな。やっぱり伝統芸能とかって異文化の人にも見てもらいたいし。それより、日本人も自国にこんなに素晴らしい文化があるっていうのをもっと自覚するべきなんだろうね。
というわけで、能、狂言文楽は体験できたので、歌舞伎と寄席、落語なんかも観に行ってみたいなと。