アフリカの風。

ハメド・バングーラというギニアパーカッショニストが出演するライブに行ってきました。
この人は妹が心酔してる人で、今ツアーで来日しているらしく、その縁で妹も一緒にくっついて東京までやってたようです。
ライブハウス自体はこじんまりしたとこなんですけど、お客さんがもうぎっしり。アフリカンミュージックって人気あるんですね。しかもお客さん同士が友達ばっかり、っていう。そこかしこで「あー!久しぶりー!」ってみんなハグしてました。コミュニティとしては大きくないのかも知れないけど、繋がりとしてはコアなんだろうなと。

演奏は、ホントに太鼓だけです。PAも全体でちょっと拾ってるぐらいで、ほとんど生音なんですけど、とりあえず音圧がハンパないです。自分の中心にガンガン響いてくる感じ。
ダンサーさんの踊りも素晴らしかったんですが、この音を聴けばこういう風に体が動くものなんだろうなっていう必然性みたいなものを感じました。
それにしてもバングラケの手はどうなってるんでしょうね。あり得ない速さで動いてましたが。あんな速さで人間の手って動くものなんですね。ライブの後握手したらホントに「革」みたいな手でした。ジャンベであんな炸裂音させてたらああいう感じにあるんでしょうね。自分の手が無性に頼りなく感じました。

やっぱり普段聴かない音楽っていうのは刺激になりますね。
阿部寛風にいうと「自己啓発」ってヤツですか。
いい体験をしました。