驚嘆。

リカルド・モラレスの公開レッスン&ミニコンサートに行ってきた。
氏のソロは日本初で、しかもこの先しばらく予定は無いかもという事で、かなりレアだったらしい。
ブーフィルのクラリネットトリオとポンキエルリの二本のクラとピアノの曲(題名失念。てかプログラムくれよ)とメサジェのソロ・ド・コンクール。
ポンキエルリとメサジェはテクニックの高さをまざまざと見せつけてくれたけど、圧巻はブーフィル。他の二人と明らかに音色が違う。あの太さ、柔らかさは凶器でしょう。反則。
楽器はセルマーのレシタルだそうで。カルボナーレもいいけど、モラレスは多分その上行ってます。ハッキリ言ってすごい。
しかもコントロールは抜群に良くて、まず音質が完全に密。雑音なんか一音も無い。ピアノからフォルテまで前音域にわたって音色が均一。高音も全然耳に痛くないし、強弱がそのままうねりになってる感じ。
いやぁすごかった。