藝祭ブラス。

藝祭名物、目玉の演奏会と言ってもいいこの演奏会は毎年超満員。今年は例年にも増してお客さんが多かったので、バンド全体がホールの奥の方に移動するという応急処置でなんとか乗り切った。おかげでエスクラなのにひな壇に載せられてしまった。
指揮者は今年48歳になる院生の方だそうで。若者たちに負けるとも劣らないテンションの高さ。はめられていることすら楽しんでいるその姿は一種の畏怖さえ覚える。でも肝心の引っかけが今年は今ひとつ切れ味と毒に欠けたかな。あの指揮者をして心底困らせるようなドッキリが見たかった。
これも毎年恒例の楽器紹介では、各科が趣向を凝らして自分たちの楽器(むしろ芸)をアピール。テンポ良くすすんだため、始まるまで押していたタイムテーブルがそこで一気に平常進行に。すばらしい。